
今日、フリーマーケットの一角で、とある絵本を購入しました。
前々から気になっていた「みじらしゃゆんぬふとぅば」です。実際手に取ってみたら、とても楽しめる内容でしたので、ご紹介します。
Contents
ゆんぬふとぅばを継承していくために
ユネスコより「消滅の危機にある」とされている与論島の方言「ゆんぬふとぅば」。「ゆんぬ」は「与論」。「ふとぅば」は「言葉」という意味です。
与論島民にとって、ゆんぬふとぅばは母語です。その母語がこのまま消滅していくことのないよう、多くの島人が尽力されています。
そのひとつが、ゆがぷう劇団です。ゆんぬふとぅばによるエプロンシアターや、「みじらしゃうたしらん」という歌を作ったりしています。
私も「3匹のこぶた」を見たことがあります。おなじみのお話をゆんぬふとぅばで聞くのは、なんだか新鮮でもあり、単語も覚えやすいですね。
また、「みじらしゃうたしらん」は夕方の町内放送で流れています。放送では歌詞が聞き取りづらく、何と言っているのかわからなかったのですが、つむが学校で覚えてきて教えてくれました。先日の小中高音楽発表会で全員で歌いましたね。
こうしてゆんぬふとぅばに触れる機会が増えるのは、ありがたいことです。

私は島人じゃないから、今やつむのほうがゆんぬふとぅばわかるはず・・・!
ゆんぬふとぅばで言葉遊び

「みじらしゃゆんぬふとぅば」は、「おもしろい与論の言葉」という意味です。ゆんぬふとぅばの言葉遊びの絵本なんですね。
ちょっと口に出してみたくなる言葉が満載です。

そして、特筆すべきはこのイラスト。横浜美術大学の生徒さんと、与論小の子どもたちが描いています。そのイラストには、シュールなイラストもあり、ほのぼのするようなほっこりイラストもあり・・・それぞれの個性も出ていて見応えがあります。

このカエルとか最高すぎん・・・?
「みじらしゃゆんぬふとぅば」には、CDも付いています。Youtubeにもアップされていますので、ぜひ見てみてくださいね!

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