テレビでとある助産師さんを取り上げた番組を見ました。
まるで我が家のようにくつろげる助産院をやっているそうです。
出産して間もないこともあって、出産のシーンは涙が( ノД`)
自分の出産を思い出してというわけでも、感動というわけでもない、
なんともいえない感情。
そしてその助産院では家族と一緒にお産ができるのですが、
それを見て、
そうすることが1番良いわけではないよな、と思いました。
もちろんいいところもたくさんあるけれど、
特に今回はそう思います。
出産前に今回立ち合うかどうかの話をしたのですが、
病院の決まりで分娩室に入れるのは旦那さんのみということで、つむがいるので立ち合いたい立ち合って欲しいけどできないという状況でした。
けれどいざ陣痛が来て分娩室に移動すると、うろちょろしたりしなければつむもOKということになりました。
長時間じっとはしていられないので、しばらく外で待っててもらうことに。
そしてお産が進むにつれ、私は痛みに耐えかね叫んだり分娩台の上でジタバタ。
ある程度のところで助産師さんが私に聞きました。
「旦那さんは立ち合いたいみたいだけど、あなたもいて欲しい?」
私はこんな姿を家族に見せられない、と思いました。
なのでただ首を横に振りました。
たぶん、
夫がすぐそばにいたら「痛い」「助けて」「もうやだ」と泣いてすがったと思うのです。
つむがすぐそばにいたら「お母さん大丈夫よ」と気にかけずにはいられなかったと思うのです。
助産師さんと私だけという状況だったから精神的にもギリギリのところでふんばっていられたのです。
分娩室にはいなくても、近くにはいるのでがんばれました。
運良くお産に関わった助産師さんたちや先生がつむの時と同じ人だったというのも大きかったと思います。
ただ夫には申し訳ないなぁと。
みちの誕生という一生に一度の瞬間に立ち合うことを拒否してしまった。
ごめんね。
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