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「やりたい仕事」病を考える

「『好き』を仕事にしよう」
そんな言葉をよく目にする。

「自分のやりたいことがわからない」
そんな声をよく耳にする。

つい最近もそんな話を聞いて、
もやもやした。

そんなタイミングで、
『「やりたい仕事」病』という本に出会った。

やりたいことが見つからない、わからない。
そのために目の前の仕事に集中できなくなっている人が増えているという。

特に社会人経験のない人たち。

基本的な「仕事力」も身につけていないのに、
将来のビジョンばかり考えて、
それを叶えるために必要ないと思うものは、やりたがらない。

もしかしたら「ゆとり」なんて言われる所以なのかもしれない。

「好きな仕事」についてもこの本では触れている。

好きな仕事というのは、探すものではないのだ。

「好きな仕事を探そう」

「好きなことを仕事にしよう」

そんな言葉に惑わされないように気を付けないといけない。

好きなことを仕事にするのではなく、自分の仕事を好きになること。

それが幸せなキャリアをつくっていくためのコツだ。

筆者は、好きなことならもうやっていると述べている。
例えば、漫画家になりたい人は、小さいころから絵を描くのが好きだった、とか。
今の自分の仕事で、好きな部分はどこか考えてみたらいいと思う。

私だったら、テストの添削をしているので、
「いかにこの間違いを、この子に伝わるように説明できるか」
「どう伝えたら、この子の得点アップにつながるか」
これを考えるのが難しくもあり楽しい。

あとは、タブレットを使って、手書きで添削しているものは、
きれいに字が書けて、バランス良くおさまると嬉しい。

つまり「書いて伝えること」が好きなのだ。

今まで色んな仕事をしてきたけれど、
その部分に特にやりがいを感じて続けられたと思う。
逆にそういう要素がない仕事は、全然続かなかった。

それでいいんだと思う。

「この仕事は本当に私のやりたいことなんだろうか」と悩みながら仕事をするのは、
正直周りの人たちに迷惑でしかない。

一度立ち止まって、
目の前の仕事に集中し、
「この仕事の中で、私が好きなことはなんだろうか」と考えてみてほしい。

どんなささいなことでもいい。
それが見つかったら、それに気づいたら、
それだけで大きな収穫だと思う。

「好き」を仕事にしていないことは、悪いことではない。
負け組でもない。

世の中には色んな仕事があって、
外から見ると、その楽しさ面白さがわからないものだと思う。
やってみたら、すごくハマるかもしれない。

よく「〇年後の自分を想像して、そうなるためには何をしたらいいか考えよう!」
「まず何をするか考えるのではなく、ゴールを決めてから逆算して何をしなくてはいけないか考えよう!」
なんてことを聞く。

たしかに「こういうビジネスがしたい!」とハッキリ思っている人には有効だと思う。
けれども、それをやりたいことがわからない人がやろうとすると危険でしかない。

 

この本、
人によっては、心がすっごいざわざわするのでオススメです(笑)

やりたいことわからなくて、モヤモヤしている人は、すぐ読め!
今すぐ読め!

発想の転換というか、
色んな発想の引き出しを持っていることって、
自分の安定につながりますよ。