みち君は、草花観察が好きです。
ここ最近は、わた毛の季節なので(たんぽぽではない。名前不明)、わた毛を飛ばすのに夢中。
そんなわた毛が、車を停める場所の近くにたくさんあるので、
帰ってくると、とにかく草の中に入っていくのです。
この日は双眼鏡持参。
この日もわしわしと。
草花に夢中なのは、とても良いことです。
母は止めません。
でも問題がひとつ・・・
これ!
わかりますか、
このズボンにくっついているやつ!!
これは与論では「サシ」と言われるものの種です。
これが、とにかく取りにくい!
ついうっかりサシ付きのまま洗濯したって、大丈夫!
そのくらいじゃ取れません(泣)
いっぱいつけて帰ってきたら、
まずズボンを脱がせて、
それから母はひとつひとつサシを取っていくのです・・・
種にはトゲのようなものがついていて、
これが服をがしっとつかんで離さないというわけです。
サシの本名は「アワユキセンダングサ」
この小さな白い花です。かわいい。
繁殖力が非常に強く、与論島内でもあちこちで見られます。
なんでも『日本の侵略的外来種ワースト100』に入っているんですって。
(与論にもいるアフリカマイマイも入ってた)
こう書くと悪いやつ!という感じですが、
実は薬草でもあるんですね。
ヤギさんもわしわし食べているらしい。
与論島でも達朗シェフが、商品化していますね。
宮古島でも栽培し、
『ミラクルハーブ』として様々な商品が開発されています。
宮古島は土壌と水の関係で、
他より効果が高いアワユキセンダングサが採れるんだとか・・・
抗酸化や抗アレルギー作用があり、
花粉症やアトピー、糖尿病の治療に役立つという研究結果があるそうです。
「薬草」「ハーブ」と言われると、
実はいいやつ・・・と思いますが、
服につきまくるのは、どうにかしてほしいです・・・
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